初心者向け

【初心者向け】最初の投資先として人気なのはコレ

米国株投資の第一歩はETFにしましょう。


ETFってご存知でしょうか?


この記事は、これから米国株投資について学んでいきたい方向けなので、
1から説明していきます。


ETFは、Exchange traded fundの略で、
おすすめ株の詰め合わせパックというイメージです。


おすすめ株の銘柄については、
市場動向や株価に合わせ、ETFの運営会社が随時調整してくれます。


ETFの魅力


1. リスクを抑えて投資ができる

色んな成長株の詰め合わせパックになっているので、
個別株に投資するよりもリスクを抑えることが出来ます。


個別株に投資する場合、
その株が暴落したら大ダメージを受けることになります。


でも、ETFであれば、業績の良い会社の株を複数詰め合わせ、
そこにお金を分散するので、必然的にリスクを抑えることができるということです。


2. 市場が開いている時間ならいつでも市場価格で取引可能

日本ではETFではなく「投資信託」が主流ですが、
これらは取引所に上場されていません。


上場されていないので、自由なタイミングで売買できず
取引は1日1回、価格もその日の終値をベースに計算された
「基準価格」で購入・解約することになります。


これに対してETFは、個別株と同じように
取引所が開いている間はいつでも取引できます。


リアルタイムの市場価格で買えるのが魅力です。

3. 信託報酬が安い

もう1つの魅力は、
保有期間中に徴収される「信託報酬」という手数料が安いことです。


信託報酬のように、毎日徴収されるコストは
運用期間が長くなればなるほど、負担になりますよね。


わかりやすく円建てで話をすると、
例えば100万円の運用資産に対して、年間2%の信託報酬と

年間0.2%の信託報酬では、

かたや年間2万円、かたや年間2000円と大きな開きが出てきます。

・投資信託は、基本的に信託報酬が高い
・ETFは、基本的に信託報酬が安い


ということで、米国の株価インデックスで長期投資をするなら、ETFが最適ということです。

抑えておきたい米国インデックスとおすすめETF

おすすめのETFを紹介するにあたって、米国を代表する株価指数をしっかり覚えておきましょう。
そして、その指数に連動するおすすめのETFを紹介していきます。

1. S&P500

米国を代表する時価総額上位500社で構成される株価指数です。
優秀な500社が厳選されており、歴史的にずっと上昇し続けています。


おすすめETF:
・SPDR トラストシリーズ(SPDR)
・バンガード・S&P500ETF(VOO)
・iシェアーズ・コア S&P500 ETF(IVV)

2. NASDAQ総合指数

NASDAQに上場している約2800社銘柄のほぼすべてをカバーする指数です。
テクノロジーセクターがほぼ半分を占めています。

注:NASDAQ総合指数に連動するETFはありません。

3. NASDAQ100

NASDAQ上場企業のうち、金融セクター以外の時価総額トップ100で構成されています。
半分以上がテクノロジー企業です。

おすすめETF:
・インベスコQQQトラストシリーズ(QQQ)

サテライト投資に使えるちょっと変わったETF

ETFでコア・サテライト投資を行う場合、コアは「S&P500」のような
米国株式市場全体の値動きに連動するETFがおすすめです。


その上で、サテライトとして特定のセクターの値動きに連動するETFとする手があります。

コア・サテライト投資:
市場全体の値動きに追随するコア部分と、市場全体に追随していたのでは実現しないようなリターンをサテライト部分で追求し、平均的なリターンとハイリターンの良い所どりをしようというもの。


1. Global X サイバーセキュリティETF(BUG)

企業にとって自社のシステムをサイバー攻撃から守ることは最重要課題です。
このETFは、サイバーセキュリティの技術を持った企業を構成銘柄としています。

上位保有銘柄は、ゼットスケーラー、クラウドストライク、オクタなどの28銘柄です。

2. ロボ・グローバル・ロボティクス&オートメーション(ROBO)

「ストックス・グローバル・ロボティクス&オートメーション・インデックス」への連動を目指すETFです。
将来的に製造業は不要になり、全てロボット化する可能性があります。

上位保有銘柄は、エヌビディア、インテュイティブサージカル、サービスナウ、マテリアライズ、カーディックスなどで、
米国のIT製造業株式を構成銘柄にしています。

3. グローバルX AI&ビッグデータETF(AIQ)

「Index Artificial Intelligence and BigData Index」への連動を目標とするETFです。
AIやビッグデータは将来的に更に発展するでしょう。

保有銘柄は、セールスフォース、クアルコム、エヌビディアなどです。



今回の記事はこれで以上になります。
一番最初であれば、S&P500に連動するVOOが良いのではないかと思います。
僕も最初はVOOを買いました。


次の記事では、実際に投資を始める上での各ステップについて
説明したいと思います。

以下リンクから次の記事をご確認ください!









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