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【就活】伝わるESの書き方(ES書き方のコツ8個)


こんにちは、TOMです。今回は、「相手に伝わる、分かりやすいESの書き方 8つのポイント」について解説していきます。

ESに関する「どう書けばいいのかわからない…」「どう自己アピールを盛り込んだらいい?」という悩みに対して、

元リクルートのキャリアアドバイザーの私が"ESの書き方"を解説します!

自己紹介
・経歴:都内私大➔新卒でリクルート➔ベンチャー➔外資コンサル(今)
・就活時代は、リクルート・楽天・サイバーエージェント・NTTなど様々な企業に内定。就活ノウハウを学生に届けたい。
・20代後半の社会人。仕事の傍ら就活支援をしています。ES、志望動機、自己PRなどの添削を以下で受け付けています。ぜひご連絡ください!
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伝わるエントリーシートの書き方8つのポイント

聞かれた質問に正しく答える


質問の意図、内容に的確に答えましょう。ここがズレていると、「理解力がない」と判断されてしまいます。

• 「AとBを教えてください」と聞かれているのに、片方抜けていないか?
• 「Aを振り返って、Bを教えてください」と聞かれているのに、Aと全く関係のない内容を振り返ってBを書いてはいないか?
•「Aを具体的に記述してください」と書かれているのに、抽象的な過程や結果ばかりを抽象的に書いて、具体的なエピソードが抜けていないか?
 (特に「XXを良くしました/改善しました」は注意。誰にとってどのようなメリットが生まれたのか?)


伝えたいポイントを絞る


わかりやすさを重視する上で、ポイントを絞ることは大切。

「サークル、ゼミ、アルバイト、ボランティアなど、学生時代にいろいろな活動をしてきた人に多いのが、

『さまざまなエピソードを盛り込みすぎて、一つひとつが浅くなってしまっている』ケース。

あれもこれもアピールしたい!では、伝えたいことがぼやけてしまい、あなたの魅力が伝わりにくくなります。



エピソードの中から、『自分の意思で動き、何か結果につながったこと』をピックアップし、

『その中でも特に他者に貢献でき、自分も成長できた』というエピソードに絞りましょう。

エピソードは具体的に書く


読み手がイメージしやすいように、具体的なエピソードを入れることは必須。

伝えたいポイントを絞ったら、その時のことを思い出しながら、
『いつ、どこで、誰が(誰に)、何を、なぜ、どのように』したのかという軸で整理してみましょう。

具体的に書くことで『実際に体験したこと』をリアルに伝えることができます。

働く人の立場で考える


あなたの「自分らしさ」や「強み」を伝える目的は、入社後にどんな活躍をしてくれるかを相手にイメージしてもらうためです。

しかし、これができていない人が非常に多いです。

「例えば、『遅刻をしない』『締め切りを守る』などを強みとして挙げる人もいますが、これだけでは入社後の活躍イメージは伝わらず、強みとも言えないでしょう。


『遅刻をしない』ために、どんな工夫をして、どんな行動を取っているのか

その過程から強みが何かを考え、社会人になったらこの強みをどう生かしたいのかを考えることが大切です。

例えば、『遅刻をしない』ために、スケジュールを逆算して行動計画を立てているのであれば、『計画性がある』ことが強みとしてアピールできます。


社会人としての活躍イメージを伝えることを意識して、自分の強みを伝えましょう!


簡潔&論理的に、わかりやすく書く


文章がだらだら長いと、書かれている内容がわかりにくくなります。

読み手を意識し、一文一文を短く簡潔にしましょう。

コツは、『結論・理由・結論』の順を意識して伝えること。結論を簡潔に記入した後、その根拠となる理由や具体的なエピソードを付け加えます。

• 「Aは何ですか」という問いなら、1文目を見ればAが何かがわかるか?(複数ある場合は段落分けしてもよい。例えば、「第1のAは…。第2のAは…」とする等)
• 「自由にアピールしてください」という問いについても、例えば「重要なことが2つあります。第1にA。第2にB。その他、…」のような、軸になる明確な構造があるか?


自己PRであれば、『このような理由で、貴社で活躍できると考えています』

志望動機であれば、『このような理由で、御社に入社したいと思っています』

などと付け加えると伝わりやすくなります。

文章同士の関係を明白にする


例えば「骨格(私の強みはAです。それを生かしてBをしました)」「具体化(Aを生かしたエピソードとしては…)」「理由(なぜなら…)」など。

エピソードであれば時系列順や、「背景説明」→「発生した問題/課題」→「解決のアプローチ」→「解決策」→「結果」が構造にあたります。

無関係な文章を途中に挟まないようにしましょう。
NG例:「私が貴社の営業を志望する理由はAとBです。私は大学のラグビー部で努力し、活躍しました」←突然無関係な文章が入ると読み手が混乱する。



主語を明確にする


例えば、「~~~(長文)~~~と私は考えました」や「私は~~~(長文)~~~と考えました」というような文章を

「私の考えでは、~~です」と書き換えるような工夫が、文章をより読みやすいものにします。

一文が長くなりそうな場合、原則として2文以上に分けて書いた方が読みやすい。特に理由や状況説明は文章の外に切り出しやすいので、極力切り出して書きましょう。


主述の対応に気を付ける


「私の強みは…が私の強みです」「私の強みは…な経験をしました」というような文章になっていないか?

文を書いているうちに、文構成がおかしくなっていないか、書いた後にしっかり見直しましょう。



エントリーシートの書き方に関するQ&A

Q. 「リーダーシップを発揮した経験を教えて」という質問がありましたが、リーダーの経験がありません


A. 「リーダーシップを発揮した経験」と「リーダーの経験」は違います。

ここで問われているのは、サークルや部活動、アルバイト先など、何かの組織の中であなたが率先して周囲を引っ張った経験のこと。

例えば、チームワークを維持するためにメンバーの間に入り、率先してみんなの意見を調整した、などの経験はありませんか?


「チームをまとめるために、自分なりに一番頑張ったこと」をエピソードとして交えながら伝えることで、リーダーシップは伝わるでしょう。

Q. 大したことをしてきていないので、エピソードに自信がありません


A. 誰もが目を見張るような経験がなくても問題ないです。

主体的に取り組んだ工夫、改善、行動をアピールしましょう。

例えば、サークルもバイトもしていない、ただ勉強だけを頑張ってきた…というケースであれば、「いい成績を取るという目標のため、何を考え、どう行動したのか」を整理して記入すれば、目標達成意欲の高さや、計画を立てて着実に行動できるといった強みがアピールでき、あなたの個性が伝わります。


終わりに:読みやすさ・伝わりやすさを意識して書こう


今回紹介したコツやポイントを押さえることで、読みやすく、伝わりやすい文章にすることが出来ます。

特筆すべき経験や実績がない…と不安に思う必要もありません。

自分なりに努力してきたこと、工夫を凝らしてきたことを、自信を持ってアピールしましょう。

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