本日の米国株をまとめて確認していきます。
米国3指数の状況
結論:3指数は大幅上昇
- 主要3指数は揃って上昇、今年最大の上昇率に
- CPI(消費者物価指数)が市場予想を下回った
- FRBの利上げペースが減速するのではとの期待から買われた
- 長期金利(10年国債利回り)は4.1%から3.8%まで下落
- VIX(恐怖指数)は26.08から23.52まで一気に下げた
マーケット注目ニュース
CPI(消費者物価指数):良い結果に
- 結果は、総合とコアともに予想を下回った
- 株価下落の原因となっていた「インフレ」が、鈍化する期待が出てきた
- ただし、FRBは「1回の下落だけでは金利については決めない」と言っているので注意
ポイント
- エネルギー価格、穀物価格:今年前半に比べて上昇は落ち着いた
- サプライチェーンの混乱:改善の兆し
- 賃金上昇は続いているが、7-9月は少し鈍化
- 株安で富裕層の消費意欲が鈍化
- 利上げで経済活動が鈍化
【10月CPI(消費者物価指数)】
- 多くのエコノミストによって2022年末にはさらなる下落が予想されている
- 金利が下がったことでドル円は146円→141円台に。為替介入並みの下落
- CPIは今後の動きに引き続き注目となる
12月の利上げ:朗報、0.5%となりそう
- 金利先物から予想する「利上げペース」
- 12月のFOMCでは、金利は0.5%上昇になりそう
- もともとは0.75%, 0.5%の可能性が五分五分だった
- ターミナルレート(利上げ打ち止めライン)の予想も、CPI結果を受けて4%後半に下落
米国中間選挙:開票作業続く、共和党と民主党が接戦
- 投資家としては共和党に全勝して欲しい
- 共和党が勝つ=バイデン政権が掲げる富裕層への増税や財政出動など、投資に不利な政策が進まなくなる
【上院】
共和党49議席
民主党48議席
→残る議席は3つ。当初は共和党勝つ見込みだったが、民主党追い上げた
【下院】
共和党211議席
民主党193議席
→共和党勝ち確定か
上昇・下落の上位銘柄
- 殆どの銘柄が上昇
- NASDAQ100は下落したのが2銘柄のみ
まとめ
- CPIが鈍化したことから株式市場は大幅上昇
- 12月の利上げペースは落ちそう。そうすると株価は更に上がる可能性あり
- とは言え、まだ朗報第一弾のような感じなので、今後も油断はできない
- 中間選挙で、共和党優勢のまま終われると、株価にはプラス
コラム:本1冊で人生はかなり変わる、高校時代に読んだ哲学の本の話
僕の高校時代、どういう感じでスタートしたかというと
・朝から晩までしっかり勉強をして
・部活も頑張って
・授業もちゃんと聞いて
というわけでは全くなく、実態はこういう感じでした
・授業中はNitendo DSのマリオカートで通信対戦か、昼寝
・放課後はサイゼリヤでドリンクバー飲みながらダラダラする
・帰宅後はポケモン
当時は大学に行くつもりがない
というか、将来のことを1ミリも考えていませんでした。
その日が楽しければ、まあいいかという感じでした。
しかし、高2のある日、とある本に出会います。
「14歳からの哲学」という本なのですが
書いてあったことはザックリとこんな感じでした。
- あなたは、なぜ生きているか
- なぜ存在は存在するか
- いつか人生は終わるけど、どういう風に生きていきたいのか考えたことはあるか?
- この本は答えは書いていない、でも答えを探す手助けが少し出来る
のようなことがとてつもなくシンプルに書いてあり、
当時の、ポケモンのレベルアップにしか興味のない僕の頭にも
スッと入ってきました。
結果、非常に気が滅入ってしまい、
自分はこれからどうするんだっけ?と1ヶ月位考えることになりました。
で、「まずは大学に行こう」と決めました。
そこから受験勉強など始めたわけですが、これまで勉強を真面目にしてこなかったので
全くのちんぷんかんぷん、絶望的な状態でした。
すべてのゲームを封印することにしました。
紆余曲折あり大学に合格し、今があるわけですが、
あの時「14歳からの哲学」に出会わなかったら、今の自分は無いでしょう。
たった1冊の本で人は変わることもあると思っています。
本は、世界のあらゆる人の話を好きな時に聞ける、コスパ最強のツールだと思います。
僕は普段23時以降、スマホを触らず本だけ読むようにしています。
難しすぎる本だと寝落ちしますが笑
今日も頑張りましょう!