こんにちは。TOMです。
今回は、証券業界について解説していきます。
野村證券とか、大和証券とか、ゴールドマンサックスとか
社名は結構有名ですが、「実際にどんなことをしてる?」と聞かれて答えられますか?
今回は証券業界を5分で理解できるよう、分かりやすく解説していきますね!

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どんなビジネスをしてる?

株式や債権の取引手数料をもらうビジネス

株を買いたい/売りたい!という個人や企業に対して、
オススメの株を紹介して、売買の仲介をします。
その時に、仲介手数料をもらうビジネスです。
「私達が、オススメの株を教えてあげたり、売買の手続きをやってあげるので、その代わり手数料ください」
というビジネスってことですね。
株式の運用をすることで利益を上げるビジネス

これは、証券会社が保有しているお金を使って、証券会社として株などを買って、運用する業務です。
自分たちでも投資業務をしているということですね。
個人のお金だと、そこまで巨額のお金は動かせなかったとしても、
証券会社の資産を使って投資ができるとなると、巨額のお金を動かすことになりそうですね。
しかも、そこで損失を出しても、極論自分のお金じゃないのでダメージないですし(社会で干されるでしょうが…)。
どんな仕事がある?

リテール
お客さん先に訪問したり、電話をかけて、「株の取引しませんか?」と提案します。
「こんな株が今後上がりそうなので、ぜひ買いませんか?」と売買のアドバイスもします。
富裕層の個人や中小企業の社長とかに営業することが多いようです。
これ、結構ハードなことは間違いないです。
何しろ、その人たちが投資する気があるかどうかも分かりませんし、
投資するにしても、競合の証券会社との取り合いになるでしょうからね…
投資商品が値下がりして、損失が出たときも文句を言われそうです。
リサーチ
これから値上がりする株について、リサーチする仕事です。
リテールとは違って、お客さん先に営業しまくったりとかはせず、黙々とマーケットを分析する感じです。
研究気質の人には向いてるかもしれないですね。
金融商品開発
お客さんに提案する金融商品を開発する仕事です。
「◯◯円で、こんな案件に投資しません?」と投資商品を作り上げる感じですね。
相当頭良くないと務まらなそうですね…。数学・金融的な頭脳が必須になります。
インベストメントバンキング(IBD)
投資銀行部門とも言われます。
「お金の面で、お客様企業の成長をサポートする」という感じです。
例えば、資金調達、他社の買収(M&A)、上場とかです。
インベストメントバンキング部門は花形部門で、めちゃめちゃ難易度が高いです。
証券業界の課題

ネット証券が急成長している
ネット化に伴い、対面販売が廃止となり、手数料の大幅カットがされてます。
全ての取引がオンラインで完結できるので、店舗費や人件費を抑えられるんですよね。
オンラインだと、対面でのアドバイスが受けられないなど欠点はありますが、
それ以上にお手軽なので、若い世代を中心にネット証券はもはや当たり前になってきてます。
ただ、証券業界としては、手数料が安くなるのはきついですよね。
中小の証券会社は経営難になる可能性もあります。
ユーザー側としては、安ければ安いだけありがたいですけどね…
僕も100%ネット証券を使ってます。
日本人はそもそも投資に対する意識が低い
以下の表を見てください。
日本人はとにかく「投資していません」。タンス預金がついに100兆円を超えたとか。

日本全体の家計の資産のうち、半分以上が現金や預金のようです。
銀行に預けておくだけでは、お金は全く増えません。もっと投資したほうがいいですね。
それが証券会社の利益にもなります。
証券会社に入るメリット、デメリット

メリット
実力主義の環境で、仲介すればするほど業績も上がり、ボーナスももらえる。
若いうちからお金を稼ぎたい!という人には良いと思います。
金融の知識もつくので、自分の投資にも活かせそうですね~。
デメリット
人材業界や不動産業界と同じく、営業が大変だと思います。
「投資しませんか?」と言われて、ポイッとお金を出す人なんていないでしょうからね…
結果が出ないと詰められる文化もありそうです。
まあ会社によって違うところもあると思うので、どんなカルチャーで、
どんな働き方になるかは、入社前にしっかり確認したほうが良いでしょう。
証券会社で有名な会社は?
大手証券(5大証券)
- 野村證券(野村ホールディングス)
- 大和証券(大和証券グループ本社)
- SMBC日興証券(三井住友フィナンシャルグループ)
- みずほ証券(みずほフィナンシャルグループ)
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
大手インターネット証券
- 楽天証券(楽天グループ)
- SBI証券(SBIホールディングス)
- マネックス証券(マネックスグループ)
- 松井証券
- GMOクリック証券(GMOフィナンシャルホールディングス)
- auカブコム証券(auフィナンシャルホールディングス)
外資系証券
- ゴールドマン・サックス
- BofA証券(旧:メリルリンチ日本証券)
- モルガンスタンレーグループ
- バークレイズ
- スタンダードチャータード銀行
- ドイツ銀行グループ
- UBSグループ
- クレディスイス
- BNPパリバ・グループ
- JPモルガン
- HSBCホールディングス
- シティグループ
- フィデリティ証券
まとめ
ということで、証券会社の紹介は以上です。
若いうちからバリバリ働きたい人は、証券業界はオススメです。
ここで営業力を身につければ、他の業界の営業としても活躍できるでしょう。
ぜひ証券業界も視野に入れてみてください。
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