FXで売買したいんだけど、注文方法が色々あってよく分からない!
成行?指値?逆指値?IFD?
よく分からないから全部1から教えて!
このような疑問に答えていきます。
この記事で学べるポイントは以下です。
ポイント
- FXの注文方法6つ
- 注文方法を駆使しして稼ぐ方法
- 忙しい人でも予約注文を入れて取引を自動化する方法
注文方法は6種類ある。全部覚える必要あり
FXでは外貨を売買して利益を出すので、売買の注文方法は絶対に覚えておく必要があります。
注文方法は6つあります。
①成行注文
②指値注文
③逆指値注文
④IFD注文
⑤OCO注文
⑥IFDOCO注文
今回の記事では、この6つについて詳しく説明していきます。
成行注文
成行注文とは、「今すぐ買いたい/売りたい!」という時に出す注文です。その時のレートで売買が成立する感じです。
1つ注意点として、基本的には「注文した瞬間」の価格で約定しますが、相場が急変動している時は稀に約定価格にズレが生じることがあることは覚えておきましょう。
指値注文
指値注文とは、「もうちょっと良い価格になったら売買します」という注文方法です。
・今は価格が高すぎるから、もう少し下がったら買うよう予約を入れる
・今は価格が安すぎるから、もう少し上がったら売るよう予約を入れる
という感じです。
指値注文について、使うタイミングを以下にまとめます。
- 今1ドル100円だけど、99円まで下がったら買いで入りたい!
- 今1ドル100円だけど、101円まで上がったら売りで入りたい!
- 今100円で買ったポジション持ってるけど、101円まで上がったら売りで決済したい!
- 今100円で売ったポジション持ってるけど、99円まで下がったら買い決済したい!
逆指値注文
敢えて不利なレートで取引することでリスクを抑えられる
では次に、逆指値注文に行きます!これはさっきの「指値注文」逆で、「今より不利な価格になったら売買するよう予約を入れる」注文方法です。
なんでわざわざ今より不利なレートで取引する必要があるの?って思われた方もいるかもしれません。詳しく説明していきますね。
今より不利なレート、というと以下のような感じになります。
・今より上がったら買う(本来ならもっと安値で買いたい)
・今より下がったら売る(本来ならもっと高値で売りたい)
本来なら、もっと良いレートがあるのに!という事ですが、ここは欲張ってはいけません。
不利なレートで敢えて売買する=様子見をして、リスクを減らすというメリットがあります。
不利なレートに動いたら自動で決済:損切に活用できる
この逆指値注文を活用して、損切設定も出来ます。「今より不利なレートになったら決済する」と予約を入れておけば良いわけです。
例えば、今「買い」で参入したとします。上がると思っているので買ったわけですが
その後予想に反して価格が下がる可能性もありますよね。
「価格が下落したら損失になるから、損切しなければ」となりますよね。この時、「ここまで価格が落ちたら売る」と予め注文を入れておけます。
つまり、逆指値注文とは損切注文として活用できるということです。常にチャートを監視するのが難しい方は、こんな感じで万が一の損切を入れておいた方がいいです。
損切注文を入れておかないと、暴落した時に大損失になりますからね……。
利益を温存して逃げ切る:利益確定に活用
その他、逆指値注文は利益確定にも活用できます。
例えばあなたが、今買いポジションを持っていたとして、順調に利益が上がっているとしましょう。でも、このまま持ち続けていたら、価格が下落して利益が減る可能性もありますよね。
そんな時「ここまで下落したら利益確定」と予約注文を入れておくことが出来ます。
様子見からの売買開始で大きな利益を得る方法
様子見の重要性については先程少し説明しましたが、もうちょっと深掘りしますね。
例えば、上記の赤い価格遷移のように、ずっと99円と100円の間をジグザグしていたとします。
これが100円をついに突破したらどうなるでしょうか。一気に価格が急騰する可能性があります。これまでのレンジ相場が崩されたからですね。
ということは、99円の時に「今より不利なレートである100.01円で買い」と予約をしておけば、
いざ100円を突破した時に、急騰の波に乗ることが出来るのです。こんな感じで価格の波を上手く掴むことが大事です。
IFD注文
では次に、発展編になります!
IFD(イフダン)注文とは、
・新規注文
・決済注文
この2つを両方セットできる注文。
例えば、今の価格が101円だとして
・100円で買い
・101円で売り(利益確定)、もしくは99円売り(損切)
みたいな感じで注文を入れておきます。この時、利益確定と損切は同時にセットできないので、どちらか一方を選びます。
投資では、儲けることよりも損失を出さないことのほうが大事ですので、基本的には損切注文を入れておいたほうが良いですね。
また、利益確定と損切の両方を注文しておくやり方もあります。これは後ほど説明する、「IFDOCO注文」になるので、読み進めてみてください!
OCO注文
OCO注文は、既にポジションを持っている場合に、決済注文を2つ入れるやり方です。
2つの注文、つまり「利益確定」と「損切」ですね。決済するとしたら、この2つのどっちかしかないです。
・いくらまで来たら利益確保して取引終了
・いくらまで来たら損失を拡大させないために損切
というのを事前にセットしておくわけです。
IFDOCO注文
IFDOCO注文は、IFD注文とOCO注文の合体版です。
IFD:新規注文&決済注文1つを入れる
OCO:決済注文2つを入れる
でしたよね。
この合体版なので、IFDOCO注文は
・新規注文を入れる
・決済注文2つを入れる
という、取引のスタートからゴールまでを事前に予約しておくことが出来るのです。
これを使いこなせば、仕事が忙しい方でも効率的に取引を進められますよね。
極論、一度セットして新規注文さえ成立したら、あとは放置でOKということです。決済注文2つに従って、利益確定もしくは損切が自動で執行されます。
まとめ
注文方法6つ、全て覚えられましたか?
最初のうちはなかなか慣れないところもあると思いますが、実際に取引をすると肌感覚で掴めると思います。ぜひ少額から取引をして、すべての注文を使いこなせるようにしてください!
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