世界最大手の動物医薬品企業であるゾエティス(ZTS)を分析していきます。
今回の記事のポイントは以下。
ポイント
- ゾエティス(ZTS)は動物医薬品で世界最大手の企業。
- ペットや家畜等において動物医薬品は必須。
- 特にペットは増え続けており、今後もニーズは確実と考えられる。
- 2022年11月時点で、直近株価は下落しているが、長期的には成長が見込まれる。つまり割安株と見ることが出来る。
どんな事業をしているの?
ゾエティスは、動物用医薬品、ワクチンなどを対象とした研究開発、販売をしています。
その他、遺伝子検査やバイオデバイスなど、様々なサービスを提供しています。
世界で常に需要がある『牛、豚、鶏、魚、卵』、さらに増加するペットのケアに関する事業を展開しているということです。
もとはファイザーの動物医薬部門がスピンアウトして、その後に新規上場した会社です。
M&Aで関連事業を買収してきており、業績は堅調です。
株価
株価は以下の通り。
配当金
2014年以降は増配を続けています。着実に金額が上がってきていて、今後も増配が期待できそうです。
↑の表を見て分かる通り、配当金は0.3ドルくらい。高いとは言えないですね。そのため、当面は株の値上がり益を狙うことになります。
長期で保有する場合は、株価の値上がりはもちろん、配当金UPも狙えそうです。
売上高・1株利益
2022年は売上、1株利益共に予想に届いていません。
中国での豚製品の売上が減少していること、DRAXXINのジェネリック医薬品との競争が激しくなっていることが要因です。去年までは予想を上回る結果を出せていたので、2023年以降に期待ですね。
直近では、犬のアレルギーを治療する"Apoquel"がEUで承認されました。事業拡大によって、将来的な成長には期待できると思います。
まとめ:増加する動物医療の需要によって、長期的に伸びていく銘柄と推測
人間の食材確保や、ペット需要を考えると、動物医療は必ず必要になってきます。これらを見ると、今後も成長のポテンシャルは充分と見てよいでしょう。
また、こういった医療に関するニーズは、たとえ景気が悪かろうと常にあります。そのため、この先不況が訪れようとも事業は伸びていくと思います。
米国株に投資するならぜひ検討する価値ありだと思います。
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